オルニチンの効果ガイドブック

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しじみと成長ホルモン

1.しじみと成長ホルモンの関係

しじみは肝臓でアルコールの分解を補助し、疲労回復に効果のあるオルニチンを豊富に含有します。
一方でオルニチンは成長ホルモン誘導体として機能することも知られています。

成長ホルモンは人の成長に関わるホルモンですが、それ以外に実は人間の生命維持に必要不可欠な成分で、体内で様々な役割を担います。
成長ホルモンは私たちの体にどのように作用し、どのような効果があるのでしょうか?
今回はしじみと成長ホルモンの関係についてお話します。

2.成長ホルモンとは

成長ホルモンは脳下垂体前葉から分泌される6種類のホルモンの一つで、成長ホルモン分泌細胞が作り出すアミノ酸です。
成長ホルモンは脳下垂体前葉から分泌されると血液と共に各器官に運ばれ、そこで必要に応じた働きを担います。
成長ホルモンは成長期の10代に最も多く分泌され、その後加齢と共に減少しますが、生体の維持に必要なので一生分泌され続けます。
分泌量は10代を100としたら、30~40代で50%、60代で30%程度と減少していきます。

2-1.成長ホルモンの役割

成長ホルモンは主に以下の役割を担います。
①骨の形成
②筋肉の形成
③代謝促進
④血糖値の上昇
⑤器官の恒常性維持

2-1-1.骨の形成

成長ホルモンは骨の軟骨細胞に働きかけ分裂や増殖を促します。
成長期に成長ホルモンの分泌が不十分だと身体の伸長が阻害され背が低くなります。
また加齢と共に成長ホルモンの分泌が減ると骨が脆くなり、女性の場合は骨粗しょう症のリスクが高まります。

2-1-2筋肉の形成

筋肉の形成に必要なアミノ酸の合成を促進し、筋肉量を増やします。
加齢で成長ホルモンの分泌が減ると筋肉量が減少し、それに伴い基礎代謝も低下し、結果的に脂肪が増え肥満に繋がります。

2-1-3.代謝促進

空腹になると血中の糖分を使い果たしエネルギー不足に陥り、空腹を満たすまで筋肉中に溜め込んだグリコーゲン(ブドウ糖)、たんぱく質、脂質を代謝してエネルギーに変える必要があります。
成長ホルモンはこれらのエネルギー代謝を促す役割を担います。
成長ホルモンはまず肝臓に溜め込んだエネルギー源のグリコーゲンの放出を促すと共に、エネルギーに代謝しやすい各臓器のたんぱく質の分解を抑制します。
また各臓器の細胞の代謝に関わり、新陳代謝で傷の修復や機能の回復を行います。

2-1-4.血糖値の上昇

空腹状態になると血糖値が低下し、それに伴う中枢神経の機能低下を抑制するために肝臓にあるグリコーゲンを放出し、血糖値を下げるインスリンの分泌を減らして血糖値を一定に保持します。
成長ホルモンの分泌量が減少すると血糖値が上がらないために動悸や震えが発生し、倦怠感ややる気の減退、冷えを感じ、最悪の場合は昏睡状態に陥ります。

2-1-5.器官の恒常性維持

カルシウムは骨の形成に使われる以外に、各細胞内に存在し情報伝達物質として機能します。
成長ホルモンは各細胞内のカルシウム濃度を一定に保つ役割を担い、各器官の恒常性を確保します。

2-2.成長ホルモンの分泌

成長ホルモンは様々な分野で活躍しますが、分泌される状況は以下の3つがほとんどです。
①睡眠
②運動
③空腹

2-2-1.睡眠

成長ホルモンは入眠後最初に訪れる深い眠りのノンレム睡眠時に大量に分泌され、2~3時間ごとに訪れるノンレム睡眠時も分泌され、一日に分泌される総量の実に70%がこの睡眠時です。
成長ホルモンはあらゆる器官の成長、修復に関わっているので、睡眠不足だと分泌量が減少し、成長が阻害されたり、傷などの修復も遅れたりし、肌荒れや体調不良の原因にもなります。

2-2-2.運動

運動をすると体内のエネルギーを大量に消費するため、血中や組織に溜め込んだ糖分や脂肪を代謝しエネルギーに変換する必要があります。
また激しい運動の際は一時的にエネルギーを確保するため、分解しやすい筋肉のたんぱく質でそれを補おうとします。

運動時はそれに伴う身体的なリスクを回避し、組織の保持や修復のために平常時の200倍もの成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは運動時の膨大なエネルギーを各器官に貯め込んだ養分の代謝を促すことで確保し、エネルギー代謝に伴う筋肉などのたんぱく質分解を抑制し、運動で生じた組織の破損を修復します。
運動することで筋肉量が増えるのは、成長ホルモンが組織の修復で過剰に筋組織を合成するためで、これが何度も繰り返されると筋肉量が増大します。

2-2-3.空腹時

空腹時は血糖値が低下するため、それに伴う中枢神経の機能低下を抑えるために分泌されます。

3.しじみの栄養素と成長ホルモン

しじみは成長ホルモンと関係の深いオルニチンを大量に含有します。
また成長ホルモンの働きをサポートする栄養素の種類も豊富で、特に以下の成分が効果を発揮します。
・ビタミンB6
・亜鉛
・マグネシウム
・カルシウム

3-1.オルニチン

オルニチンは成長ホルモンの分泌を誘発する遊離アミノ酸で、脳下垂体に作用して成長ホルモンの分泌量を増やします。
またオルニチンは人の睡眠を左右する脳内の神経伝達物質受容体・GABAA受容体に作用し、ストレスホルモンのコルチゾールの働きも抑制するので入眠が誘発され、睡眠時の成長ホルモンの分泌にも活躍します。

3-2.ビタミンB6

ビタミンB6はホルモンやアミノ酸などの神経伝達物質の合成に関わる水溶性のビタミンです。
しじみが含有するビタミンB6を摂取することで成長ホルモンが合成されます。

3-3.亜鉛

亜鉛は成長ホルモンをはじめとした各種ホルモンの分泌や細胞分裂に欠かせないミネラルです。
亜鉛は日本人の食生活では不足傾向にあるミネラルで、不足すると成長ホルモンの分泌が減少することが知られています。
しじみは亜鉛を可食部100g当たり2.1mg含有し、これは一日に必要な摂取量の成人男性の1/4、成人女性の1/3の量に相当します。

3-4.ビタミンB12

しじみが多量に含有するビタミンB12は、入眠を促すホルモンのメラトニンの分泌を促す効果があります。
成長ホルモンは睡眠時に最も多く分泌されるので、ビタミンB12が間接的に成長ホルモンの分泌をサポートします。

4.まとめ

成長ホルモンは骨や筋肉の代謝以外に、三大栄養素の代謝促進、血糖値の上昇、器官の恒常性維持など様々な分野で活躍し、生体維持に必要不可欠なホルモンです。
成長ホルモンは成長期にも最も多く分泌され、加齢と共に減少し、分泌量が減ると体の各所に不具合が生じます。
また成長ホルモンは睡眠時、運動時、空腹時に分泌されますが、最も分泌量が多いのは睡眠時なので、いかに質の良い睡眠を確保するかが重要です。

しじみの栄養素のオルチニンは脳下垂体前葉に働きかけ成長ホルモンの分泌量を増やす以外に、睡眠を阻害するストレスホルモンのコルチゾールも抑制するので相乗効果があります。
それ以外に成長ホルモンの分泌と製造に必要な亜鉛やビタミンB6、質の良い睡眠をサポートするビタミンB12も豊富に含有します。
夕食時にしじみのみそ汁を摂ることで、加齢と共に減少する睡眠時の成長ホルモンの分泌量を増やすことができます。

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